私の好きな風景と、癒されるもの。

私の好きな風景。

アイロンをかけながら、ふとミシン部屋の方を見たところです。

生徒さんたちが黙々と、楽しそうに縫っている姿を遠くから眺めるのが好きなんです。

窓の外には緑。

「好き」に囲まれて仕事ができるなんて、いつも幸せだなぁと思います♡

↓この風景も好きです。

これは5月。実家の庭。

季節の移ろいを感じる場所です。

いつも実家に入る時は、玄関からではなく、ここを通って庭から入ります。

木々や草花に、癒してもらってます。

癒しと言えば、このお方も。

姉の脚の上で寝るワンコ。

毎日毎日、可愛いです♡

基本が大事

ニットソーイングでは、カリキュラムがあります。

カリキュラムでは、決まった形とこちらが用意した生地で1着を縫い上げていきます。ですので、自分の好みでない形や生地の時もありますよね。

たまに「カリキュラムをしたくない」というお声を聞くことがあります。(うちの教室にはそういう方はいらっしゃいませんが。)

カリキュラムをせずに、好きなものだけ作りたいと。

私からすれば、その考えは「??」です。だって、カリキュラム=基本・基礎。

私は、基本・基礎を学ばずして好きなものが作れるわけないと思っています。作れたとしても、限られたものだけです。

何にでも共通することかと思います。
いきなり応用から始めると、つまずく。出来なかったら結局面白くない。そして挫折してやめてしまう。(←いろいろ経験あります。)

コツコツと基本を学んでるからこそ、きちんと縫えるようになっていくのです。

遠回りのようで、上達への近道ですね。

お気に入りのグッズ(掃除筆)

今日は、お気に入りのグッズを紹介します。

 

雑貨屋さんで「掃除筆」というものを見つけました。

 

 

ヤギの毛で出来ていて、とっても柔らかいのです。

 

「掃除筆」というもので、ホコリを払う筆です。

 

パソコンのキーボードや棚の掃除にオススメ、と書いてありました。

 

これ、ミシンのホコリを払うのにちょうどいい!と思って、見つけた時にテンションが上がりました。

 

 

↑こういう場所にぴったり♪

 

ホコリがつくけど、布で拭くのは難しかったんですよね。

 

小物類を飾ってる棚のにも、使いやすくて。

 

この小物たちも、お気に入り♪
左から
近くの雑貨屋さんで買った、お家と土台。
沖縄で買った指輪を置く物と、ペーパーウェイト。
大分県の湯布院にある雑貨屋さんで買った一輪挿し。
ニコニコ♡
頭から、なんか生えてるのが可愛くて。
湯布院に行くたびに、一個ずつ増えていってます。

洋服作りはハードルが高い?

たまに聞かれることがあります。

 

「小物作りの教室はされていないのですか?洋服作りはハードルが高いので・・・。」

 

そうですね、「洋服を作る」というと、どんなイメージでしょうか。

サイズを測り、型紙を作って、布に印をつけて、マチ針で留めて、、、1着仕上げるのに何カ月もかかる。

ざっとこんな感じかな?

 

ニットソーイングでは、そういったことがありません。

初めての方でも2時間あれば1着完成します。

 

ニットソーイングは、洋裁とはちょっと違います。

 

『ニットソーイング』という分野だと私は思っています。

 

image

 

教室に通われてる生徒さんに聞いてみました。「洋服を作るってハードルが高いですか?」

 

こうおっしゃってました。

「教室に来る前は、やっぱりハードルが高いと思っていました。でも体験してみて、本当に短時間で、私にもできるんだ!と思いましたよ。」

 

教室に通われている方は、ほとんどの方が洋服を作るのは初めてです。

(洋裁をちゃんと学ばれた方も、もちろんいらっしゃいます。洋裁との違いに驚きと新鮮さを感じられるようです。)

 

なので、あなたにも出来ますよ。

 

スタートするのに、年齢は関係ありません。今、はるそらには30代から70代の方まで、幅広い年齢の方が通われています。

 

必要なのは「やってみたい!」という気持ちです。

 

ボビン入れをきれいに保つコツ。

直線ミシンの下糸を巻いたボビン。

私はミシンの奥に、置いています。

ボビンと押さえを入れているケースは100円ショップ(たぶん、Seria)で買ったものです。

気づくとこんな感じに、ぐちゃぐちゃになっていることがあります。

この状態だと、使いたいボビンをサッと取り出せない…。

残念。

↑綺麗に並んだ状態。

これが理想です。

何でぐちゃぐちゃになるんだろう?と考えて気づいたのが、

糸が長いまま、ケースに入れている方が多い!

ということでした。

下糸を変える時、

糸がこれだけ出ています。

ほとんどの方が、このままケースに戻してるのですね!

そこで一手間。

出ている糸をくるくる巻いて、

戻してみましょう!

そうすると、糸が絡まずストレスがなくなります。

もう一つ。

ざっくりと色分けしています。

ほんと、ざっくりです。

近しい色のところに戻してもらうと、使いたいボビンを探す時間が減り、みんなが気持ち良く使えます。

私がマスターコースを勧める理由。

ニットソーイングクラブにはカリキュラムがあります。

週1回のペースで進めて行けば、ABCコースが1年でちょうど終わります。

 

その次はマスターコースです。

 

マスターコースに進むかどうかは、生徒さんご本人に決めていただくのですが、私はマスターコースまでが一つのコースだと思っています。

 

※あくまでも私個人的な意見です。

 

ニットソーイングって、例えたら自転車に乗るようなもの。

 

自転車に乗る人は誰でも経験すると思うんですが、一人で乗れるようになるために特訓しますよね。

①補助輪を外して、後ろから支えてもらって何とか進める。

②支えなしで乗れるようになるには、何度も転んだりします。

③でも練習を重ねると、一人でスイスイ乗れるようになる。

 

一度その感覚を掴むと、しばらくブランクがあっても乗れます。身体が覚えてるから。

 

(私の感覚で書いています。一つの意見としてとらえてくださいね。)

 

Cコースまで終わった時点が①。

後から私が見守って、自転車のうしろを軽く手で支えたり、少し離れたり。

転ばないように注意しながら見ています。

 

マスターコースが②。

支えなしで、一人で走れるようになるために、特訓します。途中転ぶこともあるかもしれません。

転んで痛くて、泣きたくなることがあるかも。でも、練習を重ねることで確実に感覚を身につけていきます。

 

マスターコースを修了した時点が③。

後からの見守りがなくても、スイスイいけるようになります。

 

 

私は、本当にニットソーイングを楽しんでもらうために、マスターコースに進んでもらいたいと思っているのです。

 

Cコースが終わった時点①のままでは、作れるものが限られます。楽で簡単なものしか作ろうと思いませんよね?そのうちつまらなく感じてしまうかもしれません。

それではもったいないと思うのです。

 

一人でスイスイ自転車に乗れるようになると、いろんな場所に行けるし、いろんな景色が見れます。

こんな世界があったんだ!と、新たな発見があるでしょう。

 

ニットソーイングは奥が深く、何年やっていても飽きないんですよ。

自転車と同じで、マスターコースを修了すると身体が覚えていて、少々ブランクがあってもすぐに感覚が戻ります。

 

私が今までいろんな生徒さんを見てきて、感じたことです。

 

個人的な意見ですので、全ての人がそうと言うわけではありません。

マスターコースに進まないのが悪いといっているわけでもありません。

 

マスターコースは正直お金も時間もかかります。

いろんな事情で進めないという方もいらっしゃるでしょう。

 

ただ、私はその先の世界、その先の素晴らしい景色があるんだよ!ということをお伝えしたいのです。

だから、こうやってくどくどと書いてるわけです(笑)

 

 

実際、マスターコースを修了した生徒さんたちは、迷ってる方に

「何でマスターコースに行かないの?」

「きつい時もあったけど、楽しかったよ。」

「今になって、マスターコースに行って良かったと思う。」

「せっかくここまで来たんだから、行かないのはもったいない!」

と話してくださってます。

 

どんなに転んでも、くじけそうになっても、私が責任を持って全力でサポートします!

終わってから「やっぱりマスターコースに進んで良かった。」と言ってもらえるよう、

私と一緒に転んで(あ、私も転んじゃダメね)、笑って、マスターコースを楽しみましょう♪

作品も所作も、美しく。

手早く短時間で、きれいに仕上げるためには、どんなことが必要だと思いますか?
「手早く縫う」というのは、
「ダーッとミシンをかける」のとは違います。
無駄な動きを省く、ということです。
例えば、
洗濯バサミを省く、とか。
まとめて縫うなら糸を繋げたまま、とか。
全体を把握して、どういう順番で縫ったら無駄がないか、を考えることです。
(きちんとノッチ(印)を入れたり、表裏が分かりにくい生地には裏側に印を入れておくことも重要です。)
フットコントローラーをベタ踏みすると、音がすごいし、机も揺れます。
他の生徒さんも、ダーッという音にビックリしているのですよ^^(意外と気付かれてます。)
必死になって、怖い顔になっていませんか?
ニコニコ顔で、縫ってくださいね♪
作品も所作も、エレガントに美しく♡
を目指しましょう♪

8周年

今日はニットソーイングはるそらの記念日。

教室を始めた日です。

 

もう8周年か~。

 

毎年この日は初心に帰り、しみじみと喜びをかみしめています。

 

ご縁に恵まれ、教室に通ってくださるみなさんに、

また、ありがたい環境で仕事をさせてもらっていることに感謝する日でもあります。

 

一人ではやっていけないことですからね~。

 

周りのみなさんに支えられ、ほんとにありがたいことだなぁと思います。

私に出来ることは何なのか、日々しっかり考えながら過ごしていきます。

 

今日は母がケーキとワインを頼んでくれました!

作品展の時に美味しいシフォンケーキを販売させてもらっている「ランコントル」さんのケーキ!

ランコントルさんのインスタ↓

https://www.instagram.com/p/B__cLQllm4U/?igshid=1gwht503nd9sd

はるそらのロゴ♡

すごーい!感激しました!

これを書いてくれました。

ワンコが狙ってます。

舌ペロリ(笑)

「食べていいの〜?」

「あなたのじゃないのよ〜。」

お誕生日ケーキみたいにパチパチ。

包丁を入れるのがもったいなかったです。

ワンコの目が怖い(笑)

みんなで美味しくいただきました^^

そんなこんなで、9年目もどうぞよろしくお願いします♪

目指すのは、依存ではなく「自立」

教室を経営する上での、私の想い。

 

それは、「自立」です。

 

ここでいう自立とは、「自宅で一人でも縫えるようになること」です。

 

私は、生徒さんに、一人でも縫えるようになってほしいという想いがあります。

 

教室経営も商売ですから、「先生がいないと縫えない、何もできない」という依存の形を作り上げることもできるでしょう。

 

でもね、私はそういう形は取りたくないのです。

 

 

自宅でも、一人でも、どんどん縫えるようになって、ニットソーイングを楽しんでほしいと思っています。

 

なので、マスターコースも勧めます。

 

(カリキュラムが修了したから、もう来ないでねと言ってるわけではないですよ。)

 

自立のタイミングは人それぞれです。

 

わりと早い時期からご自宅で縫ってる方もいらっしゃるし、これは人と比べるものではないので、その時期が来るまでそっと見守ります。

 

 

「先生のいないところで、一人で縫ってみる。」

 

これってすごく勇気のいることだと思います。でも、最初の一歩を踏み出してしまえば後は慣れます。

 

私はすぐ近くにいるんだし、分からないところはすぐに持ってきてもらえばいいことですからね。

 

特にこのコロナ禍では、「家で縫えるようになってて、ほんとに良かった!」と言われる方が多いです。

 

日々成長していく生徒さんの、自立の瞬間を感じる時、教室をしていてよかったな~と思う瞬間でもあります。

私が教室で心掛けていること。

私が教室を運営する上で心掛けていること。

 

生徒さんが快適に過ごしていただけるように、

お部屋を整えること。

笑顔でいること。

 

 

それから、教室に通うみなさんに、その日何か一つでもいいから「ここに来て良かったな。」と思って帰ってほしいということ。

 

何でもいいんです。

たとえば

 

○新しいことを一つ学んだ。

○好きな生地を見つけた。

○作品が出来上がった。

○他の生徒さんと楽しく話した。

○たくさん笑った。

○何だか癒された。

 

わざわざ時間とお金を使って通ってくださる生徒さんたち。

「ここに来ると楽しい。また来たい。次が楽しみ。」そう思ってくださるといいな~。

 

ただ「縫う技術を習う」というだけでなく、プラスワンの楽しみを提供できたらいいな~。

 

そんな想いで毎日過ごしています。