春のOB講習会に参加してきました。
今日は春のOB講習会に参加してきました。
先行発売のパターンで、切替シームポケットの作り方のお勉強♪
説明を受け、デモンストレーションを見た後に、裁断→縫いに入ります。
ポイントがたくさん!
(↑講師の先生に撮ってもらった写真)
えへへ、楽しい♡
3色のうち、私は黒を選びました。
生地が可愛いくて♪
よーく見るとワンコの足あと。
わーい、出来上がった!
やっぱり着てみよう〜。
ベストなので、ゆったりしています。
意外と知らなかった(抜けていた)基本的なことも学べる、貴重な機会でもあります。
今回は、はるそらの生徒さんも一緒に参加だったし、久しぶりに天神店の方々とのランチも楽しかった♡
一緒に行った生徒さんからも
「充実した1日でした。勉強もさせてもらい、ニットソーイングの楽しみが増えました!」
と感想をいただきました。
行った甲斐がありましたね!
ワンランク上の学びができるOB講習会、次回も楽しみにしています♪
作品展を終えて。
はるそら作品展を終えて、思ったことや感じたことをつづります。
記録として残しておきたいので、お時間のある方はお付き合いくださいね。
(長文です。辛口部分があるかも。)
単独での作品展の開催は、今回初めてでした。
ホームクラブ独自での作品展をしてくださいと言われつつ、今までやってなかったんですね。
やってみようと思ったのは、今年はるそらは10周年を迎えるから。
何か新しいことにチャレンジしようと思ったのです。
大変だったことと、今回のポイント
生徒さんたちへ出品のお願い
単独での作品展となると、やはり生徒さんに作品を出してもらう必要がある。
お休み中の方を除いて、全員に出してもらいたい。
みなさん、協力してくれるかな?というところが一番心配したところです。
ドキドキしながらお話をすると、ほとんどの方がすんなり「いいですよ~!」と言ってくださいました。
でもね、中には抵抗がある方もいらっしゃって、、、
「時間もお金もありません!どうせ(ファッションショー選考会に提出するものに)選ばれないし!」
と言われた時には、心折れました。
「作品」は、普段着るものとは違いますからね、実用的ではないものを作るのはイヤだという方もいるでしょう。
強制ではないし、、、「もう、出さなくていいです。」
と喉元まで出かけたんですが、グッと飲み込んで説き伏せました(笑)
(お声かけするタイミングが悪かったのでしょう。その後、一番に作品を提出してくださいました。)
いざみなさん制作に入ると、何を作る?がまた問題になります。
何か加工をしましょう、と提案していたんですね。
「クリスタルシートを貼って出せばいいでしょ?」
と言われた時に、私のスイッチが入りました。(クリスタルシートとは、アイロンでキラキラを貼るものです。)
あのですね、今年教室が10年目を迎えるので初めて作品展を開催しようと思ったんです。
作品展はしてもいいし、別にしなくてもよかったんですよ。
でも、10周年の記念になることがしたくて開催することを決めました。
作品展を盛り上げようと、今、頑張っているところです。
協力していただく、という立場ではあるんですけど、ただ貼って「出せばいい」という、やっつけな感じだと私は悲しいです。
と、正直な気持ちをお伝えしました。
そしたらハッとした感じになり、気づいてもらえたようでした。
適当に「これでいいや」作ったものと、真剣に考えて作ったものって、やっぱり違います。
その熱は、見ている人に伝わります。
みなさん素晴らしい技術とアイデアを持っているのだから、それを十分に発揮してほしいんです!
という私の勝手な想いを押し付けている部分があるかもしれません。
うん、完全な押し付けです。それにお付き合いいただいた優しい生徒さんたちです。
みなさんの作品作りサポート
じゃあ、いったい作品ってどうやって作る?
いきなり、さあ作りましょう!って言っても何を作ったらいいのかさっぱり分からないと思います。
私が生徒さんたちに提案したのは
・好きな加工、もう一度やってみたい加工をする。
・それを着て、ファッションショーの舞台を歩く前提で作る。
・着るシーンを想定して作る。(結婚式や入学式など。)
着るのは自分でなくても、お友達や家族でもいいですよね。
これを提案したら、みなさん作るものが決まり始めました。
全てお家で作り上げてきた方や、加工だけお家で縫うのは教室での方、イベントという形で教室で加工をした方、それぞれでした。
みなさんのサポートをしながら、私の作品作り、、、。
私の作品が出来上がったのが、一番最後でした。
作品の数、トルソーを揃える
とても素晴らしい作品が出来上がってきて、お客さんに見てもらうならトルソーに飾りたい!
前からも、後ろからもじっくり見てほしかったのです。
マイトルソーを持っている方も多く、一人で数体持っている方もいらっしゃって、何とか数が足りました。
昔見た、中谷美紀さん主演の『繕い裁つ人』という映画に、トルソーに飾られたお洋服の中を歩くシーンがありました。
密かに憧れていて、そのシーンを思い出しながら、ニヤニヤしつつトルソーの中をぐるぐる歩いたりしました(笑)
作品の解説書
これだけ力作が揃うと、お客さん一人一人に、どういう作品なのか一つずつ説明したい!
見ただけでは分からない部分もあるし、かといって付きっきりで説明はできない。
解説書があるといいのでは?と、3日前くらいにふと思いついて、手書きしました。
A4サイズに裏表ぎっしり(笑)
※ブログで紹介した順番(番号)とは異なります。
チラシ作り
今回は決定から開催まであまり時間がなく、無料作成アプリでチラシは自分で作りました。
姉と母に見てもらいながら、割とサクサクできました。
周知方法はチラシの画像をSNSでシェアしてもらい、紙に印刷したのはご近所さん用に10枚くらい。
時代の変化を感じました。
長々と、暑苦しい文章にお付き合いいだたきありがとうございました。
この作品たちの中から、8月に開催されるファッションショーの選考会に提出します。
全員がファッションショーに出られるということではないけれど、ショーに出る作品が決まったら、またお知らせしますね。
そして、はるそら10周年イベントとして、5月13日(土)、14日(日)に展示即売会を計画しています。素敵な場所を借りての展示即売会です。
こちらも決まり次第、お知らせします!
作品展、無事に終了しました。
はるそら作品展、最終日の今日、無事に終了しました!
終わってみたら、予想以上の来客数でした。
今まで、展示即売会は何度か開催していたのですが、作品展は初めて。
作品展用の洋服を作るのは、実はほとんどの生徒さんが初めてだったのです。
みなさん快く参加してくださり、本当にありがたいです。
生徒さんの作品のサポートをしつつ、自分の作品も作りながら。
なかなか大変な部分もありましたが、終わってみればそんなことも忘れてしまいますね!
出品してくれた生徒さん、
トルソーを貸してくれた生徒さん、
スタッフとして動いてくれた生徒さん、
見に来てくれたお客さん、
サポートしてくれた家族、
みなさん本当にありがとうございました!
1人では到底できないことです。
みなさんのご協力があってこそ。感謝です!
作品展を開催するにあたっての想いや、感じたこと、反省点など、
記録として残しておきたい部分はまた別の記事にしたいと思っています。
今日はとりあえずお礼まで!
ありがとうございました♡
明日から作品展です!
いよいよ明日からの3日間、作品展です。
少しずつ準備を進めていて、今日は教室が終わった後に最終仕上げをしました。
チラ見せ。
素晴らしい作品が揃いました。
姉と一緒に、少しだけ飾り付けをしたり。
「行くよ〜」と数人から声をかけていただいています。
ありがたや〜。
なんか、準備し忘れたことがあるような、ないような、あるような、ないような…。
頭の中がグルグルしております。
今日はぐっすり寝て、スッキリ起きて、万全の体調でみなさまをお迎えいたします♡
明日は雨模様ですが、どうぞ気をつけてお越しくださいね♪
作品展のお知らせ
3月に、ニットソーイングクラブの全国一斉作品展が開催されます。
それに伴い、はるそらでも作品展を開催します!
【日にち】
2023年3月17日(金)〜3月19日(日)
【時間】
10:00〜17:00
【場所】
ニットソーイング教室はるそら
みなさんの作品を展示します。
今回は展示のみで、お洋服の販売はございません。(ポーチ等の小物類は、少量ですが販売します。)
投票箱を設置しております。
お気に入りの作品に投票してくださいね。
また当日は教室を開放していますので、
「教室を見てみたい。」
「先生ってどんな人?」
「教室に興味がある。」
という方も、どうぞお越しください。
お散歩やお出かけのついでに、フラッとお立ち寄りくださいませ〜。
ゆるりとお待ちしております♪
嬉しかったこと。
最近、嬉しかったこと。
11月の終わりに、修学旅行のお土産を甥っ子からもらいました。
プログラムの中でネームプレートを作るというものがあったそうで、なんと、はるそらの看板を作ってきてくれました!
修学旅行から帰ってきた日、自宅に帰る前に実家に来たんです。
「おねえちゃん(私のこと)、おる?」って事前に確認の電話があって。
扉を開けて一番に、ビニール袋に入ったこれを私に「はいっ!」と、渡してくれました。
「私に?なーに?これ、作ってきてくれたと??え~、なんで?嬉しい~、ありがとう!」という私の横で、
これを見て「わぁ、もう、涙が出そう。」という母(笑)
みんなで何ともほっこりした気持ちになりました。
サプライズだったらしくて、「おねえちゃんの教室って、ニットソーイングはるそらで間違いない?」と、修学旅行に行く前、姉に確認していたという。
中学2年生。思春期真っ只中なのに、可愛いヤツめ!
持って帰って夫に見せると、母と同じ反応でした(笑)
生徒さんの中にも、このことを話すと同じように涙ぐむ方もいらっしゃいました^^
お小遣いは全てお土産代に使って、たくさん買ってきてくれて。
次々に出てくるから、ぜーんぶ並べて写真を撮ってみました。
優しい子に育ってるなぁと、甥っ子の成長をみんなで嬉しく思った出来事でした♪
洋服の捨て時って、いつ?
洋服って、いつ処分しますか?
私は自分で作っている服ばかりなので、愛着があります。
処分する基準は
・汚れたとき
洗っても落ちない汚れや毛玉が付いて、古びた印象になったら処分することにしています。
いつも綺麗に着ていたいですからね。
・サイズが合わなくなった時
体形の変化で合わなくなったら、もう着ません。(着れません)
・パターンが廃盤になった時
廃盤になったパターンは、生徒さんに「同じものを作りたい!」と言われた時に作れないから。
潔く処分の対象になります。
・デザイン的に着なくなった時
流行があるし、デザイン的にもう着ないな~というものは処分します。
着丈を短くして着たりすることもあります。
始めに書いたように、自分で作っているから愛着があります。
なので、捨てる前にもう一仕事してもらいます。
ほこりや水分をよく吸ってくれそうな生地は、適当な大きさに切ってお掃除用に。
綿100%の生地は、使い捨て布ナプキンとして使います。
(布ナプキンを使っていた時期があったのですが、洗うのが負担になり。使い捨てにすればいいんだ!と気づいてからは、とても楽になりました。市販のナプキンの上に、切った布を重ねて使います。)
お掃除用に使えない生地のものは、古着として処分します。
「ありがとう!」と、ひと言声をかけて捨てることで、気持ちの整理をつけています。
「先生のお家には、お洋服いっぱいあるでしょう?」と、聞かれることがありますが、たぶんみなさんの想像より少ないと思います。
収納スペースが限られてますからね。
自分なりの基準で定期的に見直して、収納スペースに入るようキープ!していますよ〜
洋服作りはハードルが高い?
たまに聞かれることがあります。
「小物作りの教室はされていないのですか?洋服作りはハードルが高いので・・・。」
そうですね、「洋服を作る」というと、どんなイメージでしょうか。
サイズを測り、型紙を作って、布に印をつけて、マチ針で留めて、、、1着仕上げるのに何カ月もかかる。
ざっとこんな感じかな?
ニットソーイングでは、そういったことがありません。
初めての方でも2時間あれば1着完成します。
ニットソーイングは、洋裁とはちょっと違います。
『ニットソーイング』という分野だと私は思っています。
教室に通われてる生徒さんに聞いてみました。「洋服を作るってハードルが高いですか?」
こうおっしゃってました。
「教室に来る前は、やっぱりハードルが高いと思っていました。でも体験してみて、本当に短時間で、私にもできるんだ!と思いましたよ。」
教室に通われている方は、ほとんどの方が洋服を作るのは初めてです。
(洋裁をちゃんと学ばれた方も、もちろんいらっしゃいます。洋裁との違いに驚きと新鮮さを感じられるようです。)
なので、あなたにも出来ますよ。
スタートするのに、年齢は関係ありません。今、はるそらには30代から70代の方まで、幅広い年齢の方が通われています。
必要なのは「やってみたい!」という気持ちです。
作品展へ出品するものを作る時。
作品展に出す作品を作る時。
今回、私がどんな気持ちで作ったのかを書いてみたいと思います。
今年3月の全国一斉作品展は、ファッションショーの選考会も兼ねていたんですね。
まず、直営店の作品展で選ばれる。
それから本部で選考会で、ファッションショーに出演するものが選ばれるという2段階でした。
作品を作る前に「よし、7月のファッションショーに出る!」と決めて、作品を作り始めました。
「出たいな。」「出れたらいいな~。」ではなく、「出る!」というところがポイント。
その前提で作るので、
暑い時期だから半袖。
遠くから見て舞台の上で映えるようにキラッとするものがいいよね。
ということでデザインと加工を決めました。
そして、出品したら結果が出るまで気にしない!(忘れること。)
あと、作品はあくまでも作品として割り切る。
「そんな派手なの、いつ着るの?」
「普段に着れない。」
とよく言われますが、普段に着るものとは別物としてとらえた方がいいと思っています。
作品展に出して、かつ普段に着れるものを・・・と思って作ると、中途半端になってしまいます。
思いっきりキラキラでいいんです。
フリフリでいいんです。
派手でいいんですよ。
もしそれを着る機会が無くても、「作品」としての役割は果たしているのです。
ポイントは
〇着地点を決めて、作り始める。
〇作品と普段着は別物。
ということです。
着地点は、個人の目標です。
例えば修了作品なら「会場の展示作品に選ばれる」とか、「何かしらの賞をもらう。」など。
人それぞれでいいのです。
たとえ結果が思い通りにならなかったとしても、目標がある方が作りやすいと思います。
あくまでも超個人的な考えです。
この通りにしなければ!とか、いい悪いではありません。
一つの考え方として、どなたかの参考になれば幸いです。
【ここからは、旅の記録。】
ファッションショーの時に泊まったホテルの部屋からの景色。
東京駅直結で、
お部屋の真下を電車が、新幹線が通ってる!
飛行機も、ファッションショーの会場も見える!
テンション上がりまくりでした(笑)
東京駅をウロウロしていたら、美味しそうなケーキを見つけました。
何と、1カット1,500円!
最初は「さすが東京だな〜、そんな高いの買えないわ〜。」と思ったんですが。
イートインの方には行列が出来てるし、そんな高い値段ってことは、美味しいに違いないのでは?
いや、絶対に美味しいはず。
1人分だし、買っちゃおう!
ってことで、お持ち帰り。
食べて納得しました。中身はほぼフルーツなんです。ゴロゴロとフルーツが出てくる出てくる!
もちろん美味しくて、1,500円の意味が分かりました。(ズコットというものらしいです。)
こんな非日常体験が出来るのも、旅の醍醐味ですね♡
夫や友達と一緒に行く旅行も好きですが、1人で行くのも好きです。
長々とお付き合いいただき、ありがとうございました♪
ファッションショーで着た衣装
7月2日に行われたニットソーイングクラブファッションショーで着た服を紹介します。
(長文、写真多めです。)
加工の種類は、ダイアミド。
OB講習会で習った、ダイアミドに箔をプラスした「Easy箔」という加工です。
ワンピースは「ポケット付ワンピース」(LO-335)に、「後ギャザーカーディガン」(LT-1008)。
カーディガンは最初、ロングを作りました。
でも実際重ねて着てみたら、短い方がいい!と、この長さに。
加工の手順は、まず丸く切ったダイアミドをバランスを見ながら貼って、その上に箔を貼ります。
ダイアミドを貼ったところまでは良かったのですが、剥離紙が綺麗に剝がれないというハプニングが!
セロハンテープ、ガムテープを使っても、5ミリずつくらい、しかもまだらにしか剥がれない、、、。
これだけの量をすでに貼ってしまっていて、全てをはがすには一体どれくらいの時間がかかるのだろう、、、。
気が遠くなる私(笑)
(もともと前のバージョンのダイアミドがはがれにくいものみたいで。古くなっていたのもあり、難しかったみたいです。
今販売されているのはスッとはがれるので、ご心配なく!)
どうしよう、提出まで時間もないし、作りなおすのも生地が無い。
考えた結果、とりあえすナフコ(近くのホームセンターです。)に行ってみようと。
(ん?なぜナフコ?でしょ・笑。困ったときのナフコなのです。)
そしたら、いいものがありました!
強力粘着。
これでダメなら別の生地で作りなおすしかない。
結果、はがれました!
一人で「うわぁ~♡」と喜びの声を上げながら(笑)
それでも一気にはできないので少しずつ丁寧に、時間をかけて進めていきました。
簡単にできるから「Easy箔」のはずなのに、全然Easyじゃなかったという(笑)
だから、出来上がった時の喜びもひとしお♡
透ける生地なので、下にキラキラのアンダーワンピースを重ねています。
動くたびにキラキラして、舞台で映えますよね。
最初は玉虫色の箔を使おうと思っていたけど、シルバーとブルーにしました。
一人で作ってると、迷ったときに分からなくなることが多くて。
箔の色やカーディガンの丈など、母と姉に客観的意見をもらって、納得いくものが出来ました。
身内は、正直かつ的確に、アドバイスをくれますからね~。
ほんと助かりました!
ファッションショーの会場では
「宇宙みたい。」
「シャボン玉みたい。」
「その丸は、どうやって書いたの?」(コンパスを使いました。)
「生地全体がキラキラしてるのはどうして?」(その度にワンピースをめくって説明してました。)
等々、たくさん声をかけていただきました。
もっとサクッと出来上がるはずだったのに、ものすごーく時間と手間をかける羽目になったという。
だからね、選ばれて本当に良かったです。
そうそう、「ダイアミド賞」の賞状と記念品もいただきました。
記念品は、貼りものがいろいろセットになっていました。
嬉しい♡
長文にお付き合いいただき、ありがとうございました。
作品を作る時の「コツ」というか、「想い」「どんな心持ちで作るのか」
についても書きたいことがあるので、また別の機会に^^