ファッションショーで着た衣装

7月2日に行われたニットソーイングクラブファッションショーで着た服を紹介します。

(長文、写真多めです。)

 

 

加工の種類は、ダイアミド。

 

OB講習会で習った、ダイアミドに箔をプラスした「Easy箔」という加工です。

 

 

ワンピースは「ポケット付ワンピース」(LO-335)に、「後ギャザーカーディガン」(LT-1008)。

 

 

カーディガンは最初、ロングを作りました。

でも実際重ねて着てみたら、短い方がいい!と、この長さに。

 

 

加工の手順は、まず丸く切ったダイアミドをバランスを見ながら貼って、その上に箔を貼ります。

 

ダイアミドを貼ったところまでは良かったのですが、剥離紙が綺麗に剝がれないというハプニングが!

 

 

セロハンテープ、ガムテープを使っても、5ミリずつくらい、しかもまだらにしか剥がれない、、、。

 

これだけの量をすでに貼ってしまっていて、全てをはがすには一体どれくらいの時間がかかるのだろう、、、。

 

気が遠くなる私(笑)

 

(もともと前のバージョンのダイアミドがはがれにくいものみたいで。古くなっていたのもあり、難しかったみたいです。

今販売されているのはスッとはがれるので、ご心配なく!)

 

 

どうしよう、提出まで時間もないし、作りなおすのも生地が無い。

 

考えた結果、とりあえすナフコ(近くのホームセンターです。)に行ってみようと。

 

(ん?なぜナフコ?でしょ・笑。困ったときのナフコなのです。)

 

そしたら、いいものがありました!

 

 

強力粘着。

これでダメなら別の生地で作りなおすしかない。

 

結果、はがれました!

 

一人で「うわぁ~♡」と喜びの声を上げながら(笑)

それでも一気にはできないので少しずつ丁寧に、時間をかけて進めていきました。

 

簡単にできるから「Easy箔」のはずなのに、全然Easyじゃなかったという(笑)

 

だから、出来上がった時の喜びもひとしお♡

 

 

透ける生地なので、下にキラキラのアンダーワンピースを重ねています。

 

動くたびにキラキラして、舞台で映えますよね。

 

 

最初は玉虫色の箔を使おうと思っていたけど、シルバーとブルーにしました。

 

一人で作ってると、迷ったときに分からなくなることが多くて。

 

箔の色やカーディガンの丈など、母と姉に客観的意見をもらって、納得いくものが出来ました。

 

身内は、正直かつ的確に、アドバイスをくれますからね~。

 

ほんと助かりました!

 

ファッションショーの会場では

「宇宙みたい。」

「シャボン玉みたい。」

「その丸は、どうやって書いたの?」(コンパスを使いました。)

「生地全体がキラキラしてるのはどうして?」(その度にワンピースをめくって説明してました。)

等々、たくさん声をかけていただきました。

 

もっとサクッと出来上がるはずだったのに、ものすごーく時間と手間をかける羽目になったという。

だからね、選ばれて本当に良かったです。

 

そうそう、「ダイアミド賞」の賞状と記念品もいただきました。

 

 

記念品は、貼りものがいろいろセットになっていました。

嬉しい♡

 

長文にお付き合いいただき、ありがとうございました。

 

作品を作る時の「コツ」というか、「想い」「どんな心持ちで作るのか」

についても書きたいことがあるので、また別の機会に^^