目指すのは、依存ではなく「自立」
教室を経営する上での、私の想い。
それは、「自立」です。
ここでいう自立とは、「自宅で一人でも縫えるようになること」です。
私は、生徒さんに、一人でも縫えるようになってほしいという想いがあります。
教室経営も商売ですから、「先生がいないと縫えない、何もできない」という依存の形を作り上げることもできるでしょう。
でもね、私はそういう形は取りたくないのです。
自宅でも、一人でも、どんどん縫えるようになって、ニットソーイングを楽しんでほしいと思っています。
なので、マスターコースも勧めます。
(カリキュラムが修了したから、もう来ないでねと言ってるわけではないですよ。)
自立のタイミングは人それぞれです。
わりと早い時期からご自宅で縫ってる方もいらっしゃるし、これは人と比べるものではないので、その時期が来るまでそっと見守ります。
「先生のいないところで、一人で縫ってみる。」
これってすごく勇気のいることだと思います。でも、最初の一歩を踏み出してしまえば後は慣れます。
私はすぐ近くにいるんだし、分からないところはすぐに持ってきてもらえばいいことですからね。
特にこのコロナ禍では、「家で縫えるようになってて、ほんとに良かった!」と言われる方が多いです。
日々成長していく生徒さんの、自立の瞬間を感じる時、教室をしていてよかったな~と思う瞬間でもあります。

