今月の新パターン3つ目です。
「ドルマンカーディガン」(LT-1066)。
同じ生地で作った「モモンガプルオーバー」(LT-1051)に重ねています。
シンプルな形で、何にでも合わせやすい形です。
下に着ているモモンガプルオーバーはこんな感じ。
こういうゆったりした袖の上にも羽織れるかな?と思って。
少しモモンガの方が広いけど、羽織るのには問題なく羽織れました。
今からなら涼しい生地で日よけなどに、冬はあったかい生地で作ってももいいなと思います。
今月の新パターン2つ目です。
「衿ぐりタックブラウス」(LT-1065)。
スカートは「ハンカチーフヘムスカート」(LB-275)。
胸元の切り替えと、タックがポイントのブラウスです。
袖口はW付けでふんわり。
無地で作るとフォーマルな感じになりそうですね。
今月の新パターン一つ目です。
「レース切替パンツ」(LB-196)。
トップスは同じ生地で「ビッグTシャツ」(LT-829)を作りました。
柄に惑わされてしまうのですが、とてもスッキリとしたシルエットです。
上下セットで着るとリゾート感があります。
黒のレースで締まった感じが出ました。
生徒さんたちからも好評で、最初は
「派手すぎて無理。」
とおっしゃっていても、とりあえず試着してみたら
「あら、いい!」と。(笑)
そしていつものやり取り。
「こんな生地ありました?」
棚にあっても、目にも入らないのですよね。
形になると、なぜか素敵に見える不思議です。
はるそら作品展を終えて、思ったことや感じたことをつづります。
記録として残しておきたいので、お時間のある方はお付き合いくださいね。
(長文です。辛口部分があるかも。)
単独での作品展の開催は、今回初めてでした。
ホームクラブ独自での作品展をしてくださいと言われつつ、今までやってなかったんですね。
やってみようと思ったのは、今年はるそらは10周年を迎えるから。
何か新しいことにチャレンジしようと思ったのです。
単独での作品展となると、やはり生徒さんに作品を出してもらう必要がある。
お休み中の方を除いて、全員に出してもらいたい。
みなさん、協力してくれるかな?というところが一番心配したところです。
ドキドキしながらお話をすると、ほとんどの方がすんなり「いいですよ~!」と言ってくださいました。
でもね、中には抵抗がある方もいらっしゃって、、、
「時間もお金もありません!どうせ(ファッションショー選考会に提出するものに)選ばれないし!」
と言われた時には、心折れました。
「作品」は、普段着るものとは違いますからね、実用的ではないものを作るのはイヤだという方もいるでしょう。
強制ではないし、、、「もう、出さなくていいです。」
と喉元まで出かけたんですが、グッと飲み込んで説き伏せました(笑)
(お声かけするタイミングが悪かったのでしょう。その後、一番に作品を提出してくださいました。)
いざみなさん制作に入ると、何を作る?がまた問題になります。
何か加工をしましょう、と提案していたんですね。
「クリスタルシートを貼って出せばいいでしょ?」
と言われた時に、私のスイッチが入りました。(クリスタルシートとは、アイロンでキラキラを貼るものです。)
あのですね、今年教室が10年目を迎えるので初めて作品展を開催しようと思ったんです。
作品展はしてもいいし、別にしなくてもよかったんですよ。
でも、10周年の記念になることがしたくて開催することを決めました。
作品展を盛り上げようと、今、頑張っているところです。
協力していただく、という立場ではあるんですけど、ただ貼って「出せばいい」という、やっつけな感じだと私は悲しいです。
と、正直な気持ちをお伝えしました。
そしたらハッとした感じになり、気づいてもらえたようでした。
適当に「これでいいや」作ったものと、真剣に考えて作ったものって、やっぱり違います。
その熱は、見ている人に伝わります。
みなさん素晴らしい技術とアイデアを持っているのだから、それを十分に発揮してほしいんです!
という私の勝手な想いを押し付けている部分があるかもしれません。
うん、完全な押し付けです。それにお付き合いいただいた優しい生徒さんたちです。
じゃあ、いったい作品ってどうやって作る?
いきなり、さあ作りましょう!って言っても何を作ったらいいのかさっぱり分からないと思います。
私が生徒さんたちに提案したのは
・好きな加工、もう一度やってみたい加工をする。
・それを着て、ファッションショーの舞台を歩く前提で作る。
・着るシーンを想定して作る。(結婚式や入学式など。)
着るのは自分でなくても、お友達や家族でもいいですよね。
これを提案したら、みなさん作るものが決まり始めました。
全てお家で作り上げてきた方や、加工だけお家で縫うのは教室での方、イベントという形で教室で加工をした方、それぞれでした。
みなさんのサポートをしながら、私の作品作り、、、。
私の作品が出来上がったのが、一番最後でした。
とても素晴らしい作品が出来上がってきて、お客さんに見てもらうならトルソーに飾りたい!
前からも、後ろからもじっくり見てほしかったのです。
マイトルソーを持っている方も多く、一人で数体持っている方もいらっしゃって、何とか数が足りました。
昔見た、中谷美紀さん主演の『繕い裁つ人』という映画に、トルソーに飾られたお洋服の中を歩くシーンがありました。
密かに憧れていて、そのシーンを思い出しながら、ニヤニヤしつつトルソーの中をぐるぐる歩いたりしました(笑)
これだけ力作が揃うと、お客さん一人一人に、どういう作品なのか一つずつ説明したい!
見ただけでは分からない部分もあるし、かといって付きっきりで説明はできない。
解説書があるといいのでは?と、3日前くらいにふと思いついて、手書きしました。
A4サイズに裏表ぎっしり(笑)
※ブログで紹介した順番(番号)とは異なります。
今回は決定から開催まであまり時間がなく、無料作成アプリでチラシは自分で作りました。
姉と母に見てもらいながら、割とサクサクできました。
周知方法はチラシの画像をSNSでシェアしてもらい、紙に印刷したのはご近所さん用に10枚くらい。
時代の変化を感じました。
長々と、暑苦しい文章にお付き合いいだたきありがとうございました。
この作品たちの中から、8月に開催されるファッションショーの選考会に提出します。
全員がファッションショーに出られるということではないけれど、ショーに出る作品が決まったら、またお知らせしますね。
そして、はるそら10周年イベントとして、5月13日(土)、14日(日)に展示即売会を計画しています。素敵な場所を借りての展示即売会です。
こちらも決まり次第、お知らせします!
はるそら作品展に出品した作品、最後は私のです。
パターンは「マチ入りワンピース」(LO-218)。
ダイアミドを使ったフロッキー加工をしました。
グレーのフロッキーシートを使っています。
コサージュは髪につけるもので、それと同じ生地もダイアミドでプラスしています。
春、雲、空、風、をイメージして作っています。
雲が流れていくように、フロッキーの位置を何度も何度も試着しながら決めました。
着丈を調整したつもりだったのに、あと少し長さがあった方がいいな~、、、
丈を伸ばすことはできないから、アンダースカートを作ればいい!
と思いつき、「裾フレアスカート」(LB-279)を追加しました。
裾部分だけレース生地で、上は紺色のフォーマル生地。
結果、透け防止にもなるし、よかったです。
これで作品展の作品は全部です。
作品展を開催して、いろいろと思うことや気づきがあったので明日はその記事を書くことにします。
はるそら作品展に出品していただいた、生徒さんの作品です。
(順不同です。私のも含め、全部で13作品あります。あとちょっと、お付き合いくださいませ。)
こちらの生徒さんは「ニードル加工」と「コールダイオール染め」をされました。
ブラウスは廃盤になっているもの。
ベストは「ショールフレアベスト」(LT-475)です。
ブラウスの前中心と、ベストの後ろにニードルで模様が入っています。
そして、ブラウスの後ろマチ部分はコールダイオールで染めた生地です。
チラリと見えるところが、いいですね〜。
お客さんからは
「きれいな色!」
「ニードルの模様が可愛い。」
とお声が聞こえてました。
明るく春らしい作品になりました。
はるそら作品展に出品していただいた、生徒さんの作品です。
(順不同です。私のも含め、全部で13作品あります。あとちょっと、お付き合いくださいませ。)
こちらの生徒さんは「転写」をされました。
トップスは廃盤になっているもの。
スカートは「裾フレアスカート」(LB-279)です。
はるそら作品展に出品していただいた、生徒さんの作品です。
(順不同です。私のも含め、全部で13作品あります。しばらくの間、お付き合いくださいませ。)
こちらの生徒さんは「ニードル加工」と「転写」をされました。
パターンは「スクエアマチチュニック」(LT-1041)です。
バランスを考えながら、身頃の部分と袖にも。
後ろには毛糸と同色系の転写シートを使って、模様が入っています。
胸元のクリスタルシートに合わせて、パンツにもキラキラが!
お客さんからは
「模様が可愛い!」
「後ろまで、素敵ですね!」
とお声が聞こえてました。
パッと目を引く作品になりました。
はるそら作品展に出品していただいた、生徒さんの作品です。
(順不同です。私のも含め、全部で13作品あります。もうちょっと、お付き合いくださいませ。)
こちらの生徒さんはコートにダイアミドで模様を付けられました。
パターンは「ベーシックコート(LT-397)です。
肩の部分に、一つだけ白の葉っぱが効いています。
肩の線を越えて、後ろまです。
折り返した袖にも。
裾の部分にも、繊細な模様が入っています。
お客さんからは
「白い葉っぱがおしゃれ!」
「自分で模様を考えられたんですか??」
とお声が聞こえてました。
センスがきらりと光る作品になりました。
はるそら作品展に出品していただいた、生徒さんの作品です。
(順不同です。私のも含め、全部で13作品あります。しばらくの間、お付き合いくださいませ。)
こちらの生徒さんは「ニードル加工」をされました。
ワンピースとジャケット、裾と袖口に毛糸をたたき込んで模様を付けています。
(パターンはどちらも廃盤になっています。)
お孫さんの入学式に、娘さんが着るためのものです。
お揃いの生地でコサージュにもチャレンジされました。
2つ試しに作ってみて「どちらを付けたらいいですか?」と聞かれたので、両方付けました!
薄いベージュ色の生地に、白の毛糸をさりげなく。
ジャケットで見えないけれど、ワンピースの胸元と袖口にも加工をしています。
お客さんからは
「娘さん、こういうのを着れて嬉しいでしょうね!」
「上品で素敵~」
と、お声が聞こえてました。
娘さんへの愛が伝わる作品になりました。