ロックミシンで簡単ギャザー寄せ
- こんにちは。京都・美山の洋裁教室、ホームクラブ美山です。
- 日本が熱帯地域になったような暑さが続いています。
- 冬は寒くて夏は暑い盆地の京都ですが7月は祇園祭でさらにヒートアップ。
- 巡行だけがクローズアップされがちですが、実は一ヶ月をかけて行われます。
- 7月を迎えると1日には各鉾街でお囃子の練習が始まります。
- その音を聞きながら「あ~夏だ~」と梅雨真っ最中の蒸し暑さの向こうにお盆休みを思う日々を過ごしていた頃がありました。
- 今は、市内より2~3度涼しいと言われる地域で、エアコンの中でミシンに向かっています。
- 近年、機能性を持たせた生地もたくさん世の中に出ています。
- 化学繊維ニット生地でも、吸水、速乾、UVカット、・・・そして、さらっと綿の肌触り。そんな生地を使って、風に揺れて涼し気なティアードスカートを作りました。
- ティアードスカートといえばギャザー。
- いつもどんな手順でギャザーを寄せていらっしゃいます?
- 生地を何等分かで印付け、上糸調子をゆるめ1回縫ってギャザーを寄せる。
- 全体のバランスを整え、印ごとにまち針を打ち、ずれないように少しづつ縫い合わせ・・結構面倒だと思われません?
- そういう時はぜひ、ニット生地でロックミシン。
- ポイントは押え金を変えること。
- 当教室のロックミシンは佐藤貴美枝ニットソーイングクラブオリジナルです。
- 別に販売しているアタッチメント(押え金)はぜひミシンとセットで活用していただきたいアクセサリーです。
- その中の『セパレート押さえ』は、ギャザーに最適。
- こんな形をしています。
- セパレートの名前通り、生地を別々に押え金に入れ、下側の生地だけにギャザーを寄せます。
- 縫いとかがり、ギャザー寄せが一度にできます。
- さらに嬉しいことに送り目の大きさでギャザー分量を変えるので、生地の幅は後裁ちでOK。先にギャザーを寄せて縫い合わせ、脇を縫い合わせれば本体は完成という手軽さてす。
- 後日、この作業は深堀りしてみたいと思っています。
- まずは、明日着る服を今日作る。これは約1時間で完成しました。
- スカートってやっぱり足元に風が入り涼しいですね。